のどとくびの病気について

◆扁桃炎

のどの両側にある口蓋扁桃に細菌が感染して起こる病気です。

のどが痛くなり、熱が出る場合もあります。

重症の場合は点滴治療が必要です。

 

◆扁桃周囲膿瘍

扁桃炎が悪化して、口蓋扁桃の外側に膿がたまる病気です。

のどの痛みが強く口が開けにくくなります

点滴治療で治らない場合は手術が必要です。

 

◆逆流性食道炎

胃酸が逆流してのどに炎症を起こし、のどが詰まった感じがして、咳や痰が出ます。

症状としては胸やけゲップが多いですが、のどの違和感しかない場合もあります。

胃酸を抑える薬が有効で、胃に負担がかかる飲食の改善も必要です。

 

◆咽喉頭異常感症

のどの違和感が症状ですが、ファイバースコープでのどを観察しても特に異常がありません。

ストレスや自律神経の乱れが原因と言われており、漢方薬で改善する可能性があります。

 

◆声帯ポリープ

歌手や教師など大きな声を出す職業に多い病気です。

できたばかりであれば、炎症を抑える薬や吸入薬で良くなる可能性があります。

 

◆リンパ節炎

細菌やウイルスがリンパ節に入って炎症が起きる病気です。

超音波検査ではリンパ節の腫れが確認できます。

炎症が強い場合には、血液検査をして原因を調べたり、ステロイドによる治療が必要な場合もあります。

 

◆甲状腺の病気

甲状腺は超音波検査で調べることができます。

腫瘍が見つかった場合は、血液検査を行います。

検査結果によっては、精密検査ができる病院に紹介致します。

甲状腺全体が腫れている場合は、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)慢性甲状腺炎(橋本病)の可能性があるので、血液検査を行います。

 

◆顔面神経麻痺

原因不明のベル麻痺帯状疱疹ウイルスによるハント症候群があります。

ハント症候群では難聴めまい耳の強い痛み皮膚の発赤・水疱を伴います。

麻痺の程度によっては、精密検査ができる病院に紹介致します。

 

◆唾石症

顎下腺という唾液を作る臓器の中か管に石ができて、炎症が起きる病気です。

食事の時に痛くなるのが特徴で、CTで石が確認できます。

 

◆睡眠時無呼吸症候群

肥満や扁桃肥大が原因でのどが狭くなり、睡眠時にいびきや無呼吸が起こる病気です。

アプノモニターで簡易検査を行い、適応があればCPAPを開始します。